2年生 食育
「なぜ食べなくてはいけないのかな?」というテーマで、文部科学省が作成した中学生向けの食育教材を活用し、食育の授業を行いました。
この授業では、①人間は化学反応の連続で生きていること ②私たちの体には何が必要なのか ③1日に何を食べればいいのか ④バランスの良い食事は? の4つに分けてお話をしました。
①人間は化学反応の連続で生きていること
水・酸素・栄養素を使って、体内でたくさんの化学反応がおこり、全てつながることで生命維持・運動・成長しています。
化学反応に必要な栄養素は食事としてとっています。
化学反応が十分に行われるように、必要な量を食べなくてはいけません。
②私たちの体には何が必要なのか
食品は、いろいろな栄養素の集合体です。
それぞれの栄養素は、体内で様々な役割をしています。
また、生きるための原動力であるエネルギーが必要です。
エネルギーを作る化学反応は炭水化物・脂質・ビタミンが必要ですが、炭水化物が不足しているとエネルギー不足に陥ります。
エネルギーは他から借りることができないので、エネルギーが不足すると様々な影響が心や体に出てきてしまいます。
③1日に何を食べればいいのか
中学生が1日に必要な栄養素を摂るための食品例から、様々な食品が必要であること、1回の食事では摂り切れないために1日3食にわけていることなどを伝えました。
④バランスの良い食事は?
主食・主菜・副菜を組み合わせると必要な栄養素が摂りやすくなります。
主食・主菜・副菜がそろった給食を食べる事で必要な栄養素を摂り入れることができます。
1食ぐらい抜いても生きていけるし、多少偏食したってすぐに病気になるわけではないという事を知っていると思います。そのため、食事をおろそかにしてしまっている生徒もいると思います。
なぜ毎日バランスよく食べないといけないのか、しかも成長真っただ中の中学生の時期に、しっかりと栄養素を摂ることが将来大人になってからもずっと健康な生活が送れる事を伝えられたらうれしいです。