5月のときめき給食
ときめき給食とは、心も体もわくわくときめくような給食です!
発酵食品、オーガニック食材の使用や、旬の食材や伝統的な行事食など、季節を感じる事ができる、いつもより「特別」な給食です!
第2・第4木曜日に、毎回テーマを決めて提供しています!
5月11日のときめき給食
テーマ「春が旬の食材」
「かつお」は、一年に2回旬がある珍しい魚です。
かつおは太平洋に生息し、春は黒潮に乗ってえさを求めて北上していきます。その時に獲れるのを「初がつお」といい、秋になり産卵のために南下してくるときに獲れるのを「戻りがつお」といいます。
今回給食に出る春が旬の「初がつお」は、身が引きしまっていて、脂肪分が少ないため、あっさりしているのが特徴です。栄養素は、たんぱく質をはじめ、血を作るもとになる鉄分が豊富に含まれます。また、脳の働きを助けたり、血液をサラサラにしてくれるDHAやEPAも含まれています。
「キャベツ」の中でも春が旬の「春キャベツ」は、通常のキャベツよりビタミンC、U(キャベジン)が豊富に含まれています。ビタミンU(キャべジン)は、あまり聞きなれないかもしれませんが、キャベツから発見された栄養素で、胃腸の調子を整えてくれる働きがあります。ビタミンCは、免疫力を高め、風邪を予防する効果があります。
5月25日のときめき給食
テーマ「大阪産(もん)」
生産者と消費者との距離が近いことなど、様々なメリットがある「地産地消」ですが、大阪府で生産・収穫される農産物や畜産物、水産物などを「大阪産(もん)」と言います!
今回の給食では「泉だこ」と「泉州玉ねぎ」が大阪産として出ます!
みなさんは「泉だこ」を知っていますか?
大阪湾は、魚庭(なにわ)の海といわれるほどエサとなるエビやカニなどが豊富で、潮の流れが穏やかなことから、真だこなどたくさんの魚介類が獲れます。平成22年5月にJF大阪漁連では、泉州沖でとれる真だこを「泉だこ」として地域団体商標登録したことで、知名度が上がりました。栄養面では体を作るもとになる「たんぱく質」をはじめ、疲労回復・血圧・コレステロール値を下げる働きのある「タウリン」や、血行を促進する「亜鉛」が豊富です。
水分が多く甘みがあり、肉厚で柔らかいのが「泉州たまねぎ」です。泉州地域のたまねぎ栽培の歴史は古く「日本のたまねぎ栽培の発祥の地」とも言われており、大阪府下で1番の出荷量です!